ハワイ旅行一日目です。
最早6回目ということもあって、完全に余裕です。
※今回は多方面に迷惑をかけたため、フェイク情報も入れてます。
フィクションとしてお楽しみください。
尚、「作り話」を引き合いに航空会社に問い合わせたり無理をふっかけるのは、
多大なる迷惑となりますので、絶対にしないでください。
この記事の目次
国内線は30分前までに搭乗手続き!
今回は福岡→羽田→成田→ホノルル のルートでした。
国内線は30分前までに行けばいいのですが、
- 駐車場に車を預けなきゃいけない
- 荷物も人数も多い
- 余裕があった方がいいよね
ということで、まずは福岡空港まで、飛行機出発時刻の75分前到着を目標に出発です。
あ、「30分前までに」というと語弊があるかもしれませんね。
30分前を切ると空港内アナウンスがかかると思ってください。
「○○様、搭乗手続きが済んでいませんので、至急お越しください」と。
アナウンスは最終的に「このアナウンスを持ちまして、締切とさせていただきます」となります。
そんなこんなで予定としては
14:00出発(下道)→15:45空港到着→16:30までに搭乗手続き完了→17:00発
でした。
まぁ、15:45くらいについて、16:10くらいには搭乗手続きして、みたいな?
余裕?みたいな?
空港まではバスではなく車で
空港までの選択肢はバスか車かの二択でしたが、
- 帰国後のバスの時間が合わず、結構待つ必要があった
- バスの場合、バス乗り口からタクシーが必要
- 人数が多いので車(高速代、駐車場込)の方が安い
という理由から車にしました。
バスの場合、帰りが福岡空港21時着で、22時くらいのバスに乗ることになります。
そこから帰って、バス停からタクシーで家まで帰って…ってやると、大人でも結構キツイです。子供は尚更ですね。
最終日の記事でまた話しますが、20時あたりから子らがかなり大変だったので車にしておいて正解でした。
お金よりも、子供に一番負担がない形を考える
パスポート、eチケット、クレジットカードは手荷物に
パスポートは国内線では必要ありませんが、これも含めて、スーツケースから出して手荷物として持っていてください。
カウンター前でスーツケースをごちゃごちゃ開けるのを防ぐためです。
eチケットは場合によってはアプリなどが代わりになりますが、
スマホの盗難・紛失・故障でアクセスできないと困ります。
2枚は印刷しておいて、一枚は控えとしてスーツケース、もう一枚は手元に準備しておきましょう。
予想外!出発が遅れ、道も間違える!
出発:予定14:00→実際14:20
エンディングまで泣くんじゃない。いやー、ホント何が起こるかわかんないものです。
出発直前に買い忘れに気づいた嫁、急遽近くの店まで買いに行きました。
ところが!なかなか!帰ってこない!
どうやら「最寄りの店に無かったので、いくつかお店をまわった」らしく、
帰ってきた頃には既に出発時間を15分程オーバー。
急いで準備して14:20頃に出発しました。
ええ、余裕こいてました。ホント。
・・・。
で、どうなったかと言いますと。
空港までの新しい道ができてて、当初の予定時刻の15:45くらいに空港についたんですよ。おお。
で、国内線のところに家族をおろして、駐車場の受付に行くことにしました。
あまり時間ないんで、家族には先にチェックインを済ませておくよう伝えて。
が。
ここで事件発生。
悲報。駐車場への道を間違える
もうね、あれですよ。
Googlemapのストリートビューで、確認しておくべきでしたね。
空港近辺って結構道がわかりにくいです。
で、道間違えて空港の周りをグルっと一周することになったんです。
15分くらいロスしました。
結果、駐車場の受付についた時刻は、できればチェックインしておきたい時間くらい。
しかも、今いる場所は国際線ターミナルの近くなので、国内線へバスに乗って行く必要があります。
あれ?結構ヤバない?
急いで手続きを済ませてもらって、バスに乗ります。
当然すぐ出発する訳もなく。

チェックインカウンターに着いた時刻は○○でした。
ん!?!?!?!?え、これ、乗れるの?
チェックインには
- eチケット
- チケットを購入したクレジットカード
が必要なので、この2つを弟に持って待機してもらい、
他の家族には先に行ってもらうようにしました。
具体的な時刻は明言しませんが、
「出発まで○分前なので急いでください」と、通常とは違うルートで搭乗口まで行くことになりました。
今回、「家族旅行で数名だけ手続きが済んでいない」という特殊な状況だったからこそ無理が効いたのでしょう。実際どうなのかは知りませんが。
通常はこれよりも早い時間に搭乗手続きは締切ってますから、断られるのが普通だと思います。その節は本当にご迷惑をおかけしました。。。
- 搭乗手続きに遅れた場合、乗れないことを覚悟する
- 事前にストリートビューで場所の確認をする
尚、航空会社によっては、事前にチェックインができるサービスもありますので、
時間に余裕がない場合は、それを先にやっておくことで搭乗の可能性が上がります。
当然ですが、一番は間に合うようにすることですけどね。
国内線で乗り継ぐなら、スーツケースは一旦受け取る
羽田到着:予定18:45→実際19:00
気流の関係で10分程到着が遅れたものの、特に問題なく飛行機は羽田につきました。
私のせいじゃないです、天候のせいです。
出発空港は成田なので、羽田から移動が必要です。
移動方法はいくつかありますが、リムジンバスが一番いいですね。
早いし、乗り換えがないから楽だし。
羽田から成田に行くに当たって、一旦預けたスーツケースを回収して、
自分で空港まで持っていかなければなりません。
そりゃそうですよね。
自分が乗った飛行機がそのまま成田に行く訳じゃないですし。
ところが。荷物がなかなか出てこない。出てこない。
荷物の受け取りが他の便と同じレーンになっていたため、先にそちらの荷物が出てきています。
oh…
バス乗り場は手荷物受取所の目の前なので、二手に分かれてチケット買う組と荷物待つ組とに別れました。
しばらく待っていると、嫁からLINEが…
国際線は60分前までに手続き!ところが事故発生…
予定:リムジンバスで移動→実際:電車

リムジンバスは通常は60分〜80分くらいかかりますので、
予定では80分の19:25発→20:45着で見てました。
飛行機は22:00発なので21:00には着いておきたいところ。ギリギリなんです。
ところが。2時間かかると(19:25発のバス)。
2時間!?
21:25に着くやん!?!?!?ダメやん!!!!
そもそも、20:45着でも結構ギリギリな訳です。なんせ、締切り15分前なのですから。
いやー、これアカンでしょう。
電車で行くのはどうなのか窓口で聞いてもらい、その結果、
「この状況なら恐らく電車の方が早い」とのことなので、
チケットは既に買っていましたが、急遽電車に切り替えることにしました。
移動しながら言われたルートを確認しますが、電車だと1時間40分かかります。2時間よりはマシですが、着くのは21:00。ホントギリギリ。
そして、電車が出発するまであと15分。
人数は9名。
膝を悪くしており、来月には手術を控えている母。
とっくに定年を迎えている父。
「ばあちゃんと手をつなぐ、チケットは自分で持つ」といって聞かない3歳娘。
妻の腕から降りて走りたがる1歳息子。
全部で7つのスーツケース。
基本的に受け身姿勢の兄弟たち。
間に合うの、これ?
間に合うの、これ?
頭をフル回転させながら、猛烈ダッシュでチケット売り場に向かいます。
こんなときにSUICAがあればサッといけますが、人数分のSUICAはありません。
また、どのみち両親や子どもたちは後ろの方にいるので、切符を買った方が早い。
急いで、成田までの切符がいくらなのか確認。
料金表をみると、値段が二種類。
子供料金ではなさそうだし…
後に、「数百円の違いなんだから、とりあえず高いほうで人数分買っとけばよかった」と死ぬほど後悔するのですが、このときはそんな余裕はなく。
駅員さんならマッハで答えてくれるだろう、ということで、
兄弟には切符を買う準備をしてもらって、駅員さんに直行!!
と・こ・ろ・が!!!!
無情にも去っていく最後の望み…
「えっとですねー、3歳はかかりません。大人は…えっとー…ペラ(紙をめくる音)」
名札には!!!研修中の文字!!!!
ここに来て!!
そんなんあるーーーーー!?
あーもう早く早く早く!!!
この言葉を何度も飲み込んで、辛抱強く待ちました!
だって研修中じゃん!頑張って!!!
「あ、○○円ですね」
ようやくわかった答えをもとに切符を買って、猛烈ダッシュで階段を駆け下りる!
あ!なんか電車来とる!
あれなんかね!?
え!?今行ったけど!?大丈夫なんかね!?
ひとり焦るぴたごり。
多分気づいた兄。
後から来て状況を掴めていないぴたごり嫁。
悠長に構える父。
…という訳で、電車を逃しました。
これはもう…ハワイに行けないんじゃないのか…
数分後に来た電車にすぐに乗り、懸命に考える。
車内で情報を共有し、
- 乗るべき電車を逃した
- どのルートで行くのか再度確認が必要
- でも、最速で行っても多分間に合わない
- 恐らく、チケットはキャンセルになる…
と話をしました。
結局、乗り換えの駅で駅員さんに「最速で成田に着くには」と相談をし、
「その時間じゃとてもじゃないが無理ですよ 汗」と前置きをいただきつつも、
最良のルートの電車に乗りました。
到着予定時刻は、当然ですが…
絶望に包まれてスマホとにらめっこの車内…
車内でまずは航空会社に問い合わせをしました。
目的としては、
- 呼び出し等で迷惑をかけるから
- 他の便が空いていないか等の相談
- 払い戻しやキャンセルなどの相談
です。
最早、乗れるとは思ってません。無理でしょ。
時刻は20時過ぎ。
どこにかけても営業時間は終了しているため、繋がりません。
念のためメールをするものの、当然すぐ返事は返ってはきません。
だから営業時間外だっつーの。
頭の中では、ずーっと「あのときこうしていれば」という想いが駆け巡っていました。
迷った末にとった行動のどれか一つ、もう一方の選択肢をとっていれば何とかなったかもしれないのです。
バスに乗っていれば、間に合っていたかもしれない(渋滞は早くに解消していました)。
とりあえず高い方で切符を買っていれば、間に合っていたかもしれない(実際には全員揃わなかったので間に合ってませんが)。
日頃、「しょうがない」でほとんどのことを済ませられる性分なのですが、
今回ばかりは凹みました。
父は「仕方がない。切り替えよう」とさすがの貫禄。
わかってます。
せっかくの旅行、楽しまないとつ台無しだということを。
色々なことが重なった結果であり、誰も悪くないということも。
翌日の便はあるようなので、1日遅れだが旅行には行けるということも。
予定を一切いれてない日が2日あるので、十分楽しめるということも。
でも。
露骨な話で恐縮ですが、金ですよ、金。
金がごっついかかるんです。
キャンセルの代償はあまりにも大きい。あまりにも…
チケットがキャンセルになった場合どうなるか考えました。
- ホテル代
- ホテルから空港までの交通費
- 翌日発のチケット代
- ホノルル空港からホテルまでのチャーターキャンセル代
- チャーターの再契約代
最低これはかかります。
また、翌日のチケットは早くても19:00発だったので、
それまでどこかで時間を潰す必要があります。
スーツケース預けて、食事をとる必要もあります。
諸々を考えれば、1人あたり9万円は必要のようでした。
それが、人数分。3歳の娘を頭数にいれれば8人分、72万円ですね。
いや、凹むよこれは…。
このときは頭が大分イってましたので、
「爆弾をしかけたとの電話をして飛行機を止めたぴたごり(30歳:無職)が逮捕されました。犯行動機として『飛行機に間に合わず、こうすれば乗れると思った』などと申しており…」
というニュースが頭の中に一瞬流れました。
なんやかんやあって、結果…
ここからは本当に色々あって、この日の出来事は、本当に、一生忘れないと思います。
最初は、ここからの詳細書いて、後編にも書いていたのですが…
イレギュラーな対応をして頂いたので、万一この記事が「前例」として挙げられた場合、迷惑をかけると思い、止めました。
とりあえず、結果的に私達は飛行機に乗れることになり、飛行機も体感ではほぼいつも通りの時間で、遅れることなく出発しました。
一つ言えることは、
搭乗口に行くまでに、ヒールで走りながらも「福岡から遠いところまでありがとうございます。大変だったでしょう」なんて労いの言葉まで頂きました。
なかなか言えないですよ、こんなクソ迷惑な客に。しかも、業務連絡の合間に。
一発でファンになってしまいました。
という訳で、前編まとめ。
- 事前準備と下調べをしっかりとしておく
- 時間は十分余裕をもっておく
- 乗るならJAL
特に時間ですね。次回からは多少高くても時間に余裕があるチケットを取りそうです。
中編に続く。
